歯の表面を爪でこすると白いもの(歯こう)が取れるけれど、飲み込んで大丈夫ですか
投稿日:2026年10月4日
カテゴリ:院長ブログ
歯垢を飲み込んでも大丈夫?爪で取るのはおすすめしません
患者さんから、このようなご質問をいただくことがあります。
この白いものの多くは、歯垢(プラーク)です。
歯垢は単なる食べかすではなく、たくさんの細菌が集まってできた「細菌のかたまり」です。
少量を飲み込んでも、通常は心配ありません
結論からいうと、爪で取れた程度の少量の歯垢を飲み込んだからといって、健康な方であれば過度に心配する必要はありません。
私たちは普段から、唾液と一緒に口の中にいる細菌を飲み込んでいます。飲み込まれた細菌の多くは、胃酸などの働きによって処理されます。
そのため、少量の歯垢をうっかり飲み込んだからといって、すぐに身体へ悪影響が出ることは通常ありません。
注意したいのは「爪で取ること」
むしろ気を付けていただきたいのは、歯の汚れを爪で取る習慣です。
爪や指先には細菌や汚れが付着していることがあり、口の中に余計な細菌を持ち込んでしまう可能性があります。
また、爪で強くこすることで歯ぐきや口の粘膜を傷つけたり、繰り返すことで歯や被せ物の表面を傷めたりすることもあります。
汚れが気になったら歯ブラシで
歯の表面のザラつきや白い汚れが気になる場合は、爪で取るのではなく、
・歯ブラシ
・デンタルフロス
・歯間ブラシ
・歯科医院での定期的なクリーニング
などで取り除くことをおすすめします。
特に、「毎日磨いているのに同じ場所に汚れが付く」「歯の表面がいつもザラザラする」という場合は、磨き残しだけでなく歯石が付着していることもあります。
歯石は歯ブラシでは取り除くことができませんので、気になる場合はお気軽に歯科医院へご相談ください。
今回の内容は、動画でもわかりやすくご紹介しています。ぜひご覧ください。
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