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むし歯になるまで口の中で起こっていること

投稿日:2019年3月13日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、西川口のあい歯科医院です。

当院にも、毎日のように「むし歯治療」の患者様が来院されます。
多くの歯医者が、そしてメディアが「予防歯科」について情報発信していますが、そもそもむし歯って、どのようにして発症するかご存じでしょうか?

歯みがきしていれば十分なケアができているのではなく、「どうやったらむし歯にならないのだ」を知ってケアするのとでは結果に天と地ほどの差があるのです。

今回は、口の中でどのようなことが起こりむし歯になっていくのか、そのメカニズムを知って、日々のケアに役立てて頂ければと思います。

皆さんは「再石灰化」というフレーズを聞いたことありますね?
そう、CMなどでも言われているアレです。この「再」に着目してみてください。
つまり、「石灰」が再び歯に戻る自然治癒のことを再石灰化と言います。

ということは、その前にはこの「石灰」成分が溶け出しているということです。これを歯科用語の「脱灰(だっかい)」と現象です。

食事をすると「脱灰」し、歯みがきやケアすることで再石灰化のサイクルです。ずっとこの繰り返しです。口の中には無数の、そして皆さんの想像以上の菌が活動しています。

脱灰は、食べカスをエサにして菌が発する毒素でもって口の中が酸性に偏ることで、歯の成分であるカルシウムとリンが溶け出す症状を言います。そのため、原因となる食べカスを取り除いてあげれば
自然治癒で酸性が解消し再石灰化するのです。

ただし!

脱灰している時間が長かったり、再石灰化に必要な時間が足りなかったりすると、この自然治癒のバランスが崩れ脱灰が進行しむし歯になります。

脱灰は常に口の中で起こっており、他の歯に比べ、一部分だけ白く変色しているところが「脱灰」しているのです。これが再石灰化されず進行してしまうと黒く「むし歯」になります。

むし歯になってしまうと、もう再石灰化では戻らず、進行を食い止めるか、深くなってしまったら削って治すことになります。

簡単におさらいすると、食事した食べカスをエサに、口の中の菌が毒素を出し、その毒素により酸性になってしまい、歯の成分が溶ける。
でも、歯みがきなどケアすることで自然治癒にて酸性が解消され再石灰化で成分が戻る。
でも、このサイクルが崩れると再石灰化が追い付かなくなり、脱灰が進行しむし歯になってしまう。というわけです。

脱灰しても歯みがきしてキレイになれば、再石灰化でむし歯にならないよね?
と思ってしまいますよね。

口の中で起こっている脱灰と再石灰化は皆さん同じなのですが、個人差のある「口の中の菌」が、歯みがきとの関係性に大きく影響しています。

歯みがきにもそれぞれ個人ごとにクセがあり、いつも同じ磨き残しがあるために「なんで歯みがきしてるのにむし歯になるの…」となるのです。

次回はこのあたりも詳しくお伝えしていきます!

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