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虫歯より怖い歯周炎の正体~西川口の歯科医院が伝えたいことvol-1

投稿日:2019年7月2日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、あい歯科医院の事務局です。

川口のあい歯科医院では、ホームページを新しくしてから多くの患者さんに見て頂けるようになりました。おかげ様で「とっても良いホームページですね」とお褒めの言葉を頂くこともあり、スタッフ一同、大きな励みになっています。心から感謝申し上げます。

見て頂いている方に、少しでもお口の健康にお役に立てる情報をこれからも発信していきたいと思いまして、改めて「西川口の歯医者が伝えたいこと」シリーズをスタートしてみます。どこまで続くかは疑問ですが、今回は「虫歯より怖い、歯周炎の正体について」です。

まず、最初に混乱しそうなところですが、「歯周炎」の他に「歯肉炎」「歯周病」という言葉もあります。
歯肉炎というのは、歯周炎(歯槽膿漏)の初期の症状です。
歯周病というのは、これらをすべて含めての病名になります。

初期段階の歯肉炎を放置しおくと、歯周炎(歯槽膿漏)に進行してしまうことが多くあります。

歯肉炎は、歯と歯肉の間に小さな細菌が入り、歯肉に炎症を起こします。歯肉炎は全部の歯に一斉に発症するのではなく、多く場合は、歯と歯の間、歯と歯肉の間など、日常の歯ブラシではなかなか汚れが落とせないところから始まり、少しずつお口全体に広がっていくものです。

症状の軽い歯肉炎は適切な治療で、治癒に向かっていきます。ただ、この状態は、自覚症状がほとんどなく、見た目の変化も見えにくいので見過ごしてしまう方が多いです。
この段階で歯医者さんに行こうと思う方が少なく、定期健診で定期的に来ている方や、他に虫歯の治療で来院された時に発見されることになります。

【⇒歯周病の進行イメージ⇒】

歯肉炎は放置するとしだいに歯茎の中へ中へと侵しはじめます。そして、歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かしていきます。ここまで進んでしまうと歯槽膿漏の状態です。
歯槽からは臓が出て、口臭も気になるようになるでしょう。そして支えていた骨が耐え切れなくなり、ぐらぐらと揺れ動き、ついには抜けてしまいます。

歯槽膿漏というのは、歯槽(浴槽のそう、おけ、ふね) から膿が漏れてくると意味ですが、それはあくまで症状であっ て、病気そのものの本質を表しているものではありません。そこで、最近では歯槽膿漏ではなく「歯周炎」とよばれるようになりました。

このように歯周炎は、歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気なのに、症状が悪くなるまで、痛みなどの自覚症状が少ないため、早い段階で治療を受けることが難しいという特徴があります。歯周病(歯肉炎・歯周炎の総称)は自然治癒することがないうえに、静かに進行するという意味で「サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)」とも言われています。

しかも、全身疾患にも広く影響を及ぼすといった特徴もあり、まさに「歯周病は万病のもと」とも言えるでしょう。(詳しくは別の機会でご紹介します)

あい歯科医院では、この病気の治療、予防に力を入れています。
現在では、虫歯よりも歯周病が歯を失う原因の1位になっていることも背景にあります。


一番有効な予防の手段は、お家での正しいお口のケアと、定期健診です。
定期健診で専門家が検査をし、お口の中の菌をコトンロールする処置がとても有効です。
「やっと治療が終わったのに、また歯医者に来なくてはいけないの・・・」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれがとても大切なことなのです。

「症状がないので、暫く歯医者に行ってないなぁ」という方も、この機会にお近くの歯医者さんに相談してみてはどうでしょうか。

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