レーザー治療導入
投稿日:2021年12月21日
カテゴリ:院長ブログ
歯科で実施するレーザー治療について
昨今では歯科治療においても、レーザー治療が普及してきました。歯科におけるレーザーは日本で使われはじめた1985年位から、少しずつ進歩し、現在では使用するレーザーの種類によって様々な歯科治療が可能となっています。
歯科レーザー治療とは?
一般的な歯科レーザー治療では、レーザー光の「熱的作用」によって「炎症を抑える」「痛みの緩和」「止血」「消毒・殺菌」「治癒促進」などの効果が得られます。さまざまな効果を期待できる歯科用レーザーは、虫歯治療(根管治療)や歯周病治療などをはじめ、知覚過敏や口内炎治療・外科処置やメラニン除去など、幅広い治療で活用されています。
歯科レーザー治療のメリット
- 痛みの緩和効果によって、治療時の麻酔量を軽減できる
- 出血を抑えることができる
- 患部の殺菌ができる
- 傷の治りを早めることができる
- 歯質の強化が期待できる など
歯科レーザー治療のデメリット
- 治療によっては、保険が適用されない場合がある
- 施術内容によっては、処置完了までに時間がかかる など
歯科で活用されるレーザーの種類
歯科治療で活用されるレーザーには、下記の4つの種類があります。
- 炭酸ガスレーザー
遠赤外線領域の光を発するレーザーで、水分に反応する特徴があります。歯茎など切開、止血、凝固、殺菌、メラニン除去などの作用があります。 - エルビウムヤグレーザー(Er:YAGレーザー)
中赤外線領域の光を発するレーザーです。水に対する吸水性が非常に高いため、照射時の発熱が少ないです。生体組織の表面に反応するため、痛みなども感じにくいのが特徴です。虫歯を削るなど、歯科レーザーの中で唯一硬組織の切削が可能なレーザーです。 - ネオジウムヤグレーザー(Nd:YAGレーザー)
遠赤外線領域の光を発するレーザーで、組織透過性が高いのが特徴です。止血や凝固、歯肉の炎症を抑えるなどの処置で活用します。 - 半導体レーザー
可視光線や近赤外線領域の光を発するレーザーです。組織透過性が高く、世界的に最も使用されているレーザーです。組織の切開や殺菌、蒸散、疼痛緩和などで活用します。
あい歯科医院西川口では炭酸ガスレーザーを用いた治療を実施しております
あい歯科医院西川口でも安全安心で高性能な炭酸ガスレーザー機器「オペレーザー28」を導入しました。
レーザーという単語は多くの方にとってなじみがあると思いますが、「炭酸ガスレーザー」という言葉を日常で聞くことは少ないのではないでしょうか。
炭酸ガスレーザーを歯科治療で使用するメリット
炭酸ガスレーザーを歯科治療で使用するメリットについては、下記のようなものが挙げられます。
・痛みを和らげる
鎮痛・除痛効果、麻酔作用
・傷や炎症の治りを早める
消炎効果、止血効果
・免疫機能を高める
組織の活性化作用、温熱効果
炭酸ガスレーザーは99パーセント以上が水分に吸収されるという性質があります。
痛みや炎症が起きている部位は水分が多いので特定部位だけに作用し、他の部位への影響を及ぼすことはほぼ無く、安全なレーザーとされています。副作用もないため、安心して治療を受けていただけます。
川口市で炭酸ガスレーザーを用いた歯科治療をご希望の方へ
あい歯科医院西川口では、炭酸ガスレーザーをむし歯や歯周病治療のほか、外科治療、口内炎、美容的な治療に用いています。
これからも最新機器を活用し、皆さまにご満足いただける歯科治療を提供してまいります。川口市で炭酸ガスレーザーを用いた歯科治療をご希望の方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。
あい歯科医院西川口
〒332-0034 埼玉県川口市並木1丁目23−24
TEL:048-255-2000
URL:https://www.aishika.clinic/
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